①クリスマスのお話の定番「くるみ割り人形」の絵本や児童書を読み比べました。
主人公の女の子の名前がクララだったりマリーだったり、フリッツがお兄さんだったり弟だったりと、本によって違うことがわかりました。また、女の子にくるみ割り人形をくれたドロッセルマイヤーおじさんの仕事も、判事・自動人形師・おもちゃ職人・魔術師などとさまざまでした。そして、ストーリーも怖い話だったりうっとりとした話だったりとまったく違うのにも驚きでした。くるみ割り人形の正体は?お菓子の国の王子・ドロッセルマイヤーの甥・ドロッセルマイヤーのいとこの息子などなど。読み比べてみると面白い発見がありました。
・くるみわりにんぎょう(偕成社)
・くるみわり人形(西村書店)
・くるみ割り人形(BL出版)
・くるみわり人形(講談社)
・くるみわり人形(徳間書店)
・クルミわりにんぎょう(評論社)
・くるみ割り人形(KTC中央出版)
・こどものためのバレエ・ストーリー(文化出版局)
・くるみわり人形(ブロンズ新社)
・くるみわり人形(講談社)
・12のバレエストーリー(小学館)
・くるみわり人形(ほるぷ出版)
・きょうのおはなしなあに 冬(ひかりのくに)
②「動物の謝肉祭」の絵本を読み比べました。
サン=サーンスの「動物の謝肉祭」をもとにして、それぞれの作家がオリジナルのイメージを膨らませて作られた絵本を3冊見つけました。
・動物たちのカーニバル
評論社 1990/05 谷川俊太郎/詩 広瀬弦/絵
→子どもには文章が難しいような…
・動物たちの謝肉祭 サン=サーンスの音楽に誘われて(CDつき)
BL出版 2007/7 エイドリアン・ミッチェル/ほか詩 きたむらさとし 絵/ 四元康祐 訳
→絵がかわいい。子どもには詩はむずかしい印象
・どうぶつのカーニバル
岩崎書店 1987/11 東竜男/文 山田哲也/絵
→絵がかわいい。子どもにはわかりやすいストーリー